政治って何?⇒権力が働く社会~解説動画あり

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冒頭の動画を再生すると、選挙法研究会の専属解説員「民賀決(たみがきめる)」が以下の文章をわかりやすく説明しています。

前々回(1回目)の動画では、広い意味で政治とは何かを話しました。

ご紹介した社会学者マックスウェーバーの分析も参考に、政治的なものや政治現象は、みなさんの日常生活にたくさんあって、人が協力し生活する上で欠かせない営みであるという話をしました。

実は、政治にはそれだけでなく、外せない大変重要な要素があります。それは権力との関係です。

【目次】※項目を選ぶと移動します。

権力が働く関係が政治

簡潔に申し上げると「権力がある所に政治がある」という事です。

裏を返せば「権力が働かない集団の営みは、政治でない」という事です。

では、権力とは何かということですが、それは、組織のメンバーを従わせる物理的な強制力です。

物理的な強制力とは言い換えると、物理的な暴力や罰です。

メンバーを従わせるには権力(暴力や罰)が必要で、その権力に従うメンバーがいて、はじめて政治が成り立ちます。

権力を背景にメンバーを従わせる人が、「権力者」です。支配者とも言います。

組織のメンバーは、権力者が決めたルールを守ります。これを服従と言います。

メンバーは権力者に服従する代わりに、権力者から恩恵や保護を受けます。

よって、メンバーを従わせる強制力が働かず、簡単にメンバーを辞められる環境は、政治ではありません。

具体例

株式会社や現在の日本の国を例に、政治を説明します。

まず、株式会社との関係で説明するとメンバー=経営者や従業員です。

また権力を持っているのは株主です。経営者が大株主の場合は違いますが、株主総会で株主が決めた会社の方針や人事に従い、経営者も従業員も業務を行う必要があります。もし経営者や従業員が従わない場合、株主は経営者の交代やリストラ、持っている株を売り払うなど強制力(いわゆる権力)を使えます。

次に、国との関係で説明するとメンバー=国民です。(国に関するフリップボードを見せて説明)

また権力を持っているのも国民で、権力の「権」が入って有権者とか主権者と言います。権力を持つ国民は大勢いて普段忙しいので、権力を代行する人を国民から選んで委ねます。これが選挙です。

まとめ

政治とは何かに関する解釈や定義は、諸説あって、どれが正しくどれが違うという話ではありません。

が、世界諸国も含め、また国だけでなく様々な社会で行われる政治に共通する内容を解説しました。

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